検査で潰瘍性大腸炎が発覚!食べ物選びの大切さを感じています

編集部
10代/女性 HN:ヒルマさんから頂いた体験談です。
10代の学生、女性です。今は大学に通っています。
私が腸内のことや食生活に着いて気にするようになったのは、高校生の時でした。それまで消化器はずっと健康で何も気にせず好きなものを食べて生活していました。


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しかし高校に入ってしばらくしたころ、お腹が痛くなったり緩くなったりすることが増えました。最初は大して気にも留めていませんでしたが、血便が出たころから、これはちょっとおかしいかもしれない、と思いかかりつけ医を受診。するとそのまま大きな病院の紹介状を渡されあれよあれよという間にいろいろな検査をすることになりました。

その結果私が潰瘍性大腸炎という病気にかかっていることがわかりました。潰瘍性大腸炎は10代で発症することが多い病気でしたが、発症する理由もわかっていなければ、治すこともできない病気でした。その日のうちに入院し治療が始まりました。様々な治療法がありましたがどれも身体に合わず断念。絶食などで緩やかに腸内の回復をまつのが主な治療となりました。

そして主治医から強く言われたのが、普段の食生活に関する注意でした。とにかく、腸に優しい食べ物、腸によくない食べ物について聞き、日常生活から気を付けるように今はしています。私のような病気の人だけでなく、お腹が弱い人や、絶対にお腹を壊したくないときがある人にも同じようなことが言えると思います。

下痢気味の腸に良いものへ食生活を改善

一般的に、腸に良いモノとして挙げられる食べ物には二種類あります。この二種類は、便秘気味の腸に良いものと下痢気味の腸に良いものでした。私の場合は下痢気味の腸に良いものを中心に食べるようにしていますが、この二種類を間違えて食べるようにすると全く逆効果になってしまいます。

お腹が弱い人が食べると良いものが消化の良い豆腐やはんぺん、煮魚やささみなど。主に脂質を避けた食生活が好ましいです。また極力食物繊維の多いもの、きのこや根菜は避けた方が良いです。代表的なのはゴボウです。食物繊維はとても消化が難しいものです。そのため消化できなかった食物繊維は大腸をとても傷つけます。

便秘気味な人が食べると良いものは真逆で、食物繊維などを進んで取ることが好ましいです。便秘は便が腸内に滞ってしまっている状態なので、消化しきれない食物繊維が溜まった便を押し出してくれます。よく似た理由でオリーブオイルも挙げられます。オリーブオイルは消化されにくいもので大腸を刺激して動きを活発にさせることができます。

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2016.11.09

また両方に言えることですが、脂肪分の取りすぎは消化器官にとても負担を掛けるのでどちらとも避けるべきです。特にインスタント食品は要注意です。とても多くの脂肪分が含まれています。面倒な時は楽かもしれませんが、あまり食べ過ぎると腸内炎を起こしやすくなります。

それから腸内炎を防ぐためには、大腸の善玉菌のことも大切です。善玉菌の代表が誰もが知っているビフィズス菌です。ビフィズス菌は腸内を綺麗にして便秘を予防してくれます。

食生活は腸ととても相関していると本当に感じられます。調子の悪いときは腸を労わって、絶食をしたり消化しやすいものを中心に食べるとお腹を壊す回数も減りますし、逆にキノコを食べたときは消化しきれていないことがよくわかりました。

健康な人もそうでない人も、常に腸のことを気にしてあげるのが大事だと思います。腸を含めた消化器官は生き物が生きる上でとても大切な器官です。好きなものを食べるのは楽しいですが、その分週に一回くらいは休肝日のように腸を休ませて消化の良い食事にすると荒れたり、お腹を壊すことも少なくなると思います。

また便は身体に不要なものを排出するものなので、便秘など腸内環境が良くないと不要なものが身体の中にとどまってしまい、肌荒れやストレスをためることになってしまいます。 身体の健康はまず腸と食生活の関係から。そういっても過言ではないと思います。