人の免疫力の70%を作っているのが腸ってご存知ですか?
腸の健康は体全体の健康を左右します。
今回は風邪をひきやすく免疫力の低下を感じた体験者さんが腸内環境改善を実践した体験談です。
~ 36歳 女性 アリスさんの体験談 ~
30代半ばの主婦です。
私が腸内環境について意識し始めたのは30歳の頃です。ちょうどこの頃から、胃腸炎にかかるようになったり、便秘や下痢をしやすくなりました。
また、風邪をひきやすくなり、免疫力が落ちていると感じるようになりました。これらを改善するためには、腸内環境を改善することが大切だと思い、できることを実践しています。
1.食物繊維をバランス良く食べる
まず、食生活では食物繊維を意識して摂っています。食物繊維には、いも類やきのこなどに多い不溶性食物繊維と、海藻や果物などに多い水溶性食物繊維がありますが、両方をバランス良く摂るようにしています。そのためにも1日3食を欠かさずに食べます。
2.冷たい食べ物を避ける
また、私は冷えるとお腹が痛くなりやすいので、冷たい食べ物を避けて、温かい食べ物を摂っています。冷奴でなく湯豆腐、生野菜サラダでなく加熱した温野菜、ジュースでなく温かいお茶、といった感じです。
食べ物で内蔵を温めるのはとても有効だと実感しています。逆に、うっかり冷たいものを食べると調子を崩しやすくなります。これは夏でも同じで、暑い時でも温かいものを食べています。
3.発酵食品を好んで食べる
他には、発酵食品もよく食べています。私はもともとヨーグルトや納豆、味噌、漬物などの発酵食品が大好きです。食物繊維と合わせると効果が増すと思い、ヨーグルトに果物を入れたり、麦ごはんに納豆をかけたり、野菜たっぷりのお味噌汁を作るなどの工夫をしています。
4.油控えめ和食中心の食生活
食事は和食が中心です。和食だと、食物繊維や発酵食品が摂りやすく、温かいメニューで食べられるものが多いので、腸内環境を整えるにはぴったりだと思います。また、油も控えめなので、腸に負担をかけずに消化しやすい食事が摂れる点もいいと感じています。
5.運動で筋力アップ
食事で気をつけているのは上記のようなことですが、他に、運動で筋力をつけるようにしています。お腹などの筋力が落ちてくると、腸に溜まった便を押し出す力が足りずに、便秘がちになることがあるようです。
これを改善したくて、毎日家で筋トレやストレッチをして体をほぐし、筋肉を維持できるように努めています。体も温まって冷えが予防できるし、気分転換にもなるので、結構気に入って続けています。
6.ストレスは発散する
そして、もうひとつ気をつけているのが、ストレスを溜め込まないということです。腸と脳は密接につながっているようなので、過度のストレスで腸内環境が悪化しないように心がけています。
私のストレス発散方法は、好きなドラマを見る、音楽を効く、体にいい料理を作って食べる、ハーブティーを飲む、大人の塗り絵をする、ストレッチや筋トレをする、などです。ひとつだけでなく、いくつかのストレス発散方法があるといいように思います。実際に、心がリラックスしている時の方が、お通じの状態もいいと感じます。
風邪・胃腸炎がなくなって食事もおいしく前向き思考に♪
これらを実践してきたおかげで、ここ数年は風邪をひきにくくなり、胃腸炎にもかからなくなりました。便秘や下痢はたまにありますが、「絶対になくしたい」と考えるよりも、「上手く付き合っていこう」と考えることで心が楽になり、症状も和らぐようになりました。
腸内環境が整えば、食事もおいしく食べられるし、物事を前向きに考えることができるようになります。
腸活は体全体の健康にいいことばかり
腸内環境を改善するためには、腸のことだけではなく、体全体のことを考えて実践してみるのがいいと思います。食事をバランス良く食べることや、運動、ストレス発散などは、どれも健康にいいことばかりです。
腸にいいと言われていることはたくさんありますが、自分が無理なく続けられそうなことをいろいろと試しているうちに、「自分にはこれが合う」というものが見つかるのではないでしょうか。私も楽しく腸活を続けていきたいと思います。
まさしく、腸活の基本を忠実に実践されてますね。
アリスさん ありがとうございましたm(_ _)m
▼悩み
・胃腸炎
・便秘、下痢になりやすい
・風邪をひきやすい
▼やったこと
・食物繊維をバランス良く食べる
・冷たい食べ物を避ける
・発酵食品を好んで食べる
・油控えめ和食中心の食生活
・運動で筋力アップ
・ストレスは発散する
▼結果
・風邪をひきにくくなった
・胃腸炎にもならなくなった
・便秘、下痢たまになる程度
・食事がおいしく食べられる
・前向き思考になった