10代・20代の若かりし頃は、お通じ事情に悩んでいるとはいえ、「スッキリしないなぁ」とか「お通じのたびにお腹は痛いし、時間はかかるし嫌だなぁ」なんていう種類の悩みでした。
長年の便秘は、真剣に向き合い解決すべき出来事へ
しかし30代を迎え、少しずつ体力が落ちてきたり、体調が変化しやすくなったり・・・などなどを感じ始め、以前よりずっと健康的な体作りや生活というものに関心が向くようになりました。
そんなタイミングもあり、私にとっての長年の便秘は、真剣に向き合い解決すべき出来事へとなりました。
健康にアンテナを向けるようになってから、正常なお通じのない人(私のように便秘が基本で、生理時やストレスを抱えるとすぐにお腹を壊してしまうなど)のリスクをたくさん知るようになりました。
中でも、大腸がんのリスクが非常に高くなるということ・宿便によって毒素が体中を満たしてしまい、汗や体臭・口臭などがきつくなってしまう危険があること・腸内環境でうつ病発症のリスク度合いも変わってくることの3つは衝撃でした。
▽便秘だと
・大腸ガンのリスクが高くなる
・口臭、体臭がきつくなる
・うつ病発症のリスクが高くなる
私のお腹事情は、嫌だな困ったななんていう可愛いレベルのものではなかったんだなぁと改めて実感した瞬間でもありました。30代になって先の3つの情報がとてもリアルな危機感として感じられるようになったのです。
そこから解決策として、いいと聞いたものは一通りやってみることにしました。
具体的に挙げると
・乳製品を多くとるようにする
・食物繊維を多くとるようにする
・水分を多くとるようにする
・適度な運動をする
・体を冷やさないようにする
の5つです。
便秘体質改善で注意したのは「シンプルで長く続くこと」
ほかにも腸内環境改善に良いとされている情報は、検索すれば本当にたくさん見つかります。しかし私は面倒くさがりな性格をしているので、シンプルで長く続けられそうなものを選んで、日常生活に組み込んで習慣化できるようなレベルでやっていくことにしました。
すぐに結果は出なくてもいいから、きちんと体質改善が出来たらいいなぁという気持ちで始めたのを覚えています。
ヨーグルト
乳製品を多くとるようにするというのは、色々話題になったR1ヨーグルトやLG21ヨーグルトを、おやつ代わりに毎日1つ食べるようにしました。ヤクルトも毎日1本飲むようにしました。
食物繊維
食物繊維を多くとるために、野菜中心の食事を心がけるようになりました。今は食事の8割程度を野菜が占める食事が日常になりました。バナナなど食物繊維の多いとされる果物も積極的にとるようにしています。
ストレッチ
適度な運動は、家事を積極的にこなすようにする・階段を積極的に使う・ストレッチを起き抜けとお風呂上りに行う程度の軽いものですが続けています。
冷え対策
体を冷やさないように、シャワーが多かった生活を湯船につかるように切り替えました。しょうがなど体を温める食品も意識的にとっています。
明らかに体質が変わってきた
どの項目も現在進行形で継続中ですが、即効性はさほど感じなかったものの、明らかに体質は変わってきました。お通じの悩みもだいぶ減りました。便秘になったりお腹を壊したりすることは今でもありますが、常にその状態ということはなくなりました。
うれしいことに体調がよくなったり、太りにくくなったり、気分のいい日が多くなったり、肌がきれいになったり・・・そんな付加効果もありました。無理のない範囲でこのまま習慣として続けていきたいと思っています。