食べ物の好き嫌いが非常に多く、特に果物は食べれるもののほうが少ないぐらいでした。水分も一日にコップ2杯飲めば満足いくぐらい飲んでいませんでした。学校を卒業して、仕事に就くようになってから、気軽にお手洗いに行けない職場だったせいもあったのか、どんどん便秘が悪化し、何か月かに一度のたうち回るほどの腹痛に見舞われて便秘が解消されるという日々を送っていました。
そんな普段からな私が妊娠するとさらに便秘が悪化し、下剤を飲まないと全く出なくなってしまいました。最終的には下剤を飲んでも出なくなり、強い下剤のせいで切迫早産にもなってしまいました。幸い、無事出産することができましたが、産婦人科医から「次の子も無事産みたいのなら本気で便秘を治さないと確実に早産になりますよ」と言われてしまいました。
また、ちょうどその頃に元気だけが取り柄だった母に大腸がんが見つかりました。母も便秘で痔になっていたので、便に血が付いていたことを不思議に思わず、他の体の不調が出てから検査したためにかなり進行した状態でガンが見つかってしまいました。
これは他人事ではない、本気で便秘を改善しないと自分もこうなってしまうと思いました。でも、今までにもヨーグルトやバナナ、オリゴ糖や水分摂取等便秘に良いとされることは一通りやってきていたので、何をすればいいのか悩みました。
そんな時、悲しいことに産まれた赤ちゃんも遺伝なのか便秘になってしまい、自力では排便できず、下剤や浣腸する日々が続き、ついには入院してしまうほどになってしまいました。そこで、自分自身の便秘についても相談したところ、「意外とヤクルトが利く」という情報を得ることができ、早速その日からヤクルトを毎日1本飲み始めました。
すると、あんなに頑固だった便秘が徐々にではありますが改善されつつあります。夢のバナナとまでは行きませんが、いちおう毎日排便があります。産後1年経って、毎日の排便が習慣化してきたころ、経済的なことを考えてヤクルトを止めてみましたが、排便習慣が戻ることなく毎日続いているので、1年間のヤクルトのおかげで腸内環境が改善されたのかなと効果を実感しています。
ヤクルト以外にも育児をすることで適度な運動が出来ていたり、規則正しい食事と生活が関係しているのかもしれませんが、ヤクルトがきっかけで今まで実践してこなかった、毎日同じ飲み物を飲むという習慣がついたことが本当に頑固だった便秘が解消された要因だと私は思っています。ヤクルトの成分の効果もあると思いますが、毎日決まった量の水分を摂取するということも習慣になり、昔よりは様々な飲み物を一日に飲むようになったのです。
それから、これは大人に効くのかわかりませんが、私の子供はサツマイモと野菜ジュースをたくさん摂取した次の日には必ず自力で排便するようになりました。このきっかけも、毎日おやつの時間に幼児用の野菜ジュースを飲むようになったのがきっかけで、自力で排便できるようになったのなら量を増やすためにサツマイモも食べさせてみよう!という安易な考えから始まったのですが、効果てきめんでした。今では全く薬いらずです。
今までにいろんなことを試してきましたが、便秘を解消するには、それぞれの体質にあった方法を見つけて実行しなければ改善することが難しいので、ちょっとした体の変化を見逃さず、自分に合った方法を見つけて長く続けることだと思います。