
授業中のオナラをからかわれ泣き出す娘
私の娘のことです。
娘が中学生の時のことでした。シーンと静まり返った授業中にオナラが出てしまったのです。さほど大きな音ではなかったそうなのですが、静かな時だっただけにすごく目立ってしまったそうです。しかもまだ中学生という多感な時期だったため、本人も恥ずかしい思いをしたのですが、輪をかけて悪い方向へ。

お腹にガスが溜まらない対策へ
幼い頃から娘はあまり水分を取らない子で、コロコロとした便でした。そのせいか、腸にガスも溜まりやすく、音が出るおならもしばしば。排便にも時間がかかるため、夜に排便していましたが、毎日ではなかったようです。そこで、「とにかく日中にお腹にガスが溜まらないようにしてあげよう」といくつかの対策を講じました。
始めは胃腸科の病院の受診を考えましたが、娘が「”おなら”の悩みなんて恥ずかしいし、これは病気なの?」と嫌がるのでやめました。
仕方なく、以前、「ヤクルトレディ」をしていたことのある私の記憶と知識を掘り起こし、『腸の働きを整える』方向で娘に必要そうな物を考えました。
1.整腸剤
まず第一に、薬局に「整腸剤」を探しに行きました。整腸剤というと「ビオフェルミン」が有名ですが、敢えて、テレビコマーシャルで見かけた『ザ・ガード コーワ整腸剤PC』を選びました。この製品の特長は「腸内の善玉菌(ビフィズス菌)を増やし、生きたままの乳酸菌と大腸菌を大腸にまで届ける」というものです。
http://hc.kowa.co.jp/otc/544
娘が大きくなるにつれ、なぜか好きだった納豆や乳製品が嫌いになり食べなくなっていましたから、「納豆菌」と「乳酸菌」が補給できるのは良い気がしました。また、あまりとられていないかもしれませんが、通常の乳酸菌は、「そのほとんどが胃酸で死滅してしまい大腸まで届かない」と言われていますので「生きたまま大腸まで届く」ようにしてあるのも魅力でした。これを毎食後に規定量(15歳以上1回3錠)服用することにしました。
2.ヨーグルト
第二に、ヨーグルトが嫌いな娘でも毎日摂れる「乳製品」を探しました。すると、私が便秘気味な時に購入していた『明治プロビオヨーグルトLG21 ドリンクタイプ』なら無理なく飲めることがわかりました。これを毎晩風呂上り、寝る前に一本飲むのを習慣に。
http://catalog-p.meiji.co.jp/products/dairies/yogurt/020204/49722741.html
3.ホットミルク
第三に、乳酸菌をより活発に働くよう手助けするものとして、『ホットミルク』を少し飲むのを勧めました。娘は牛乳もあまり得意ではないので、わずか「60cc」位しか飲みませんが、『LG21』の乳酸菌を保護し、安眠にもいいかもしれないということで、やはり就寝前に『LG21』と一緒に摂るように。
4.朝トイレに座る時間を確保
第四に、朝、たとえ排便がなくともトイレにゆっくり座れるように、娘は1時間早く起きるようになりました。
4つの対策でガスが溜まりにくく、毎日の排便も
この4点を実行するようになると、毎日排便でき(朝に出ない日も夜には出るそうです)、ガスも溜まりにくくなって、高校へ進学するころには気にならなくなったようです。
実際、毎食後の『ザ・ガード』も、一日1本の『LG21』もなかなかの出費ですが、娘の泣き顔には換えられぬと奮発しております。この習慣もすでに6,7年以上続いていますが、今でもさぼると排便のリズムが狂うそうなので、娘には合っている方法なのかもしれません。
乳酸菌は夜の食後が理想的
ちなみに「ヤクルトレディ」時代に教わったのが「『乳酸菌』は、翌朝の排便を促すように働いてほしい場合は、晩ご飯の「食後」に摂るのが理想的」だそうです。食べたもので胃酸が薄められ、乳酸菌が死滅するのを防ぐそうです。
食物繊維も忘れずに
また、乳酸菌だけに頼らず、「食事で食物繊維をきちんと摂る、「買い物でもいいから、毎日なるべく外へ出て歩く」ことが必要だと教わりました。
我が家はみな野菜好きなため、普段から野菜は多めに摂っているため、4つの対策には含みませんでした。

貴重な体験談をありがとうございました。